{update:2007-05-19}
cygwin上のemacsでtamago+wnn7を使えるようにする
「便利なツール Emacs らくらく入門」という本を読んでいたら、 tamago4のソースからのインストール方法が書いてあったので、 Cygwin上のemacsでも使えないかと思い試してみました。
手元にはWnn7 Personalがあり、結構気に入っている。 しかし、現在はLinuxを動かしているパソコンが手元に無いため使っていない。 これを、colinuxにインストールして、Cygwin上のemacs+tamago4から使えないか、という話。
ちなみに wnn7は 商用ソフトウェアです。
STEP1 Wnn7 for Personalの用意
Wnn7にWindows版はないので、Linuxを用意する必要があります。
そこで、Windowsと同時に使用できるLinux ,
colinux
を使います。
また、wnn7はわりと古いソフトなので、
最新のLinuxディストリビューションでは、標準では未対応の場合が多いです。
しかし、Vine3.2であれば、問題なくインストールできるので、
これを使うことにします。
STEP2 tamag4を導入する
CVSから取得
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/CVS/tamago login
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/CVS/tamago co tamago
$ cd tamago
$ ./configure --prefix=/usr
$ make ; make install
現在はこの方法が使えなくなっているようなので、 以下のページを参考に tamago-20041122.tar.gzを取得します。
http://books.ki.nu/rakuraku/tamago.html
$ wget http://www.jpl.org/ftp/pub/tmp/tamago-20041122.tar.gz
$ tar xfz tamago-20041122.tar.gz
$ cd tamago-20041122
$ ./configure --prefix=/usr
$ make ; make install
STEP3 ~/.emacs.elを編集し、emacsからcolinux上のwnn7 を使うようにします
(set-language-environment "Japanese")
(setq wnn-jserver "192.168.0.200")
既に .emacs.elは存在しているので、
(set-language-environment "Japanese")
を探して、その行の下に
(setq wnn-jserver "192.168.0.200")
を追加します。
192.168.0.200はcolinuxのIPアドレスです。
以上で... といいたいところですが、 実はこのままでは以下のようなエラーがでます。
egg Japanese backend: 付属語ファイルが読み込まれていません
そこで、以下の修正を行います。
/usr/share/emacs/site-lisp/egg/eggrc の修正
修正前
((eq wnn-server-type 'jserver)
(if wnn-wnn6-server
(wnn6-jserver-setup)
(wnn4-jserver-setup)))
修正後
((eq wnn-server-type 'jserver)
(wnn7-jserver-setup))
辞書ファイルの設置されているパスがwnnのバージョンごとに 異なるようなので、それを吸収するため、
- wnn4-jserver-setup
- wnn6-jserver-setup
- wnn7-jserver-setup
の関数が用意されている。 修正前では、wnn6かwnn4の関数を読みにいくようになっているので、 これを常に、wnn7-jserver-setup を読みに行くように変更。
これでwindows+cygwin上のemacsからcolinuxのwnn7を使うことができる。